ベゴニア

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ベゴニア


v2.jpgベゴニアには野生種1500種以上、園芸品種は1万品種を超える種類があります。
また、ベゴニアには姿かたちだけでなく性質も千差万別、豊かな個性に
惹かれたファンやベゴニア栽培が一番の趣味とおっしゃられる方々も
多数いらっしゃることだと思います。
こちらでは、ベゴニアを暮らしの中で楽しむ方法をご紹介します。
ベゴニアには、花色鮮やかな木立ち性ベゴニア、花を楽しむ球根性ベゴニア、葉を楽しむ根茎性ベゴニア等の種類があります。

v1.gif■木立性ベゴニア 
☆特徴として、花を観賞しながら成長過程を楽しめる鉢花です。
(豪華な花房、四季咲き性、美しい葉)

木立ち性ベゴニアは、何段にも枝分かれした大きな花房が葉の間からいくつも垂れ下がって咲き、花と葉の調和が美しい多年草です。

冬には夜温10℃以上に保つと開花する。7℃以上で冬越し可能、生命力が強く育てやすい。

春と秋は生育旺盛で小苗からでもどんどん成長するので、大型品種であれば、1~2年後には草丈40~60㎝の大株に仕立てられます。
茎をさし木すれば数週間で発芽するので簡単に株の更新、増殖ができます。

◇木立ち性ベコニアには、4タイプがあります。
★矢竹(やたけ)型 ・・・茎がまっすぐに立ち上がる。 (ドロシーバートン、エンジェルハート・ローズ) 
★叢生(そうせい)型・・・地際から多数伸びる。   (リッチモンデンシス、ティーローズ)
★つる性型     ・・・つる状に伸びる。     (ソラナンテラ、フラグラント・ビューティ) 
★多肉茎性型    ・・・多肉質の茎を持つ。
begonia-2.jpg◇栽培のポイント 
★置き場・・・真夏は風通しの良い明るい半日陰が適しますが、9月中・下旬からは
家の東側または南側へ移し、よく日に当てて育てます。  
霜が降りる前に、室内へ取り込み日当たりのよい窓辺で管理しましょう。
冬越の最低温度は7~8℃が目安です。   
★水やり・・・秋はたっぷり、冬は控えめにしましょう。
表土が白く乾いたら午前中に鉢底から流れ出るほどたっぷりと水を与えます。
冬は、生育が緩慢になり鉢土が乾きにくくなるので、表土が十分に乾くのを待ち、
水を与えましょう。   
★肥料 ・・・株の状態に合わせてください。生育旺盛な株には固形の緩効性化成肥料
(三要素等量)を置き肥するか、または液体肥料を10日に1回水やり代わりに施します。
元気のない株には施しません。   
★病虫害の防除・・・温度の高い時期には要注意です。気温が15~20℃になると、
うどんこ病がまたは長雨の時期と冬には灰色かび病が発生しやすいので、
株が蒸れないよう注意し湿度が高いときには葉に水がかからないように水を与えましょう。

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